一人暮らしをしていると、どうしても気になる光熱費。
全国の統計データを元に、一人暮らしの毎月の平均ガス料金をまとめて、自分が実際に支払っているガス代と比べてみました。
など、同じように一人暮らしのガス料金が気になっている方の参考になれば幸いです。
毎月のガス代は平均いくら?
総務省統計局の家計調査(家計収支編)結果によると、単身世帯のガス代の全国平均額は下記の通りとなっています。
月額(単身世帯全体) | 月額(うち勤労者世帯) | |
---|---|---|
2012年 | 3,275円 | 2,927円 |
2013年 | 3,313円 | 3,112円 |
2014年 | 3,307円 | 3,054円 |
2015年 | 3,291円 | 3,015円 |
2016年 | 2,999円 | 2,768円 |
2017年 | 3,080円 | 2,826円 |
2018年 | 3,104円 | 3,162円 |
2019年 | 3,012円 | 2,781円 |
注意点として、政府のガス料金の統計には、都市ガスとプロパンガスの両方が含まれています。
プロパンガスは都市ガスに比べて料金が高いので、自宅でプロパンガスを使っている方は、上記の平均額よりガス代が高くなっているかもしれません。
また「単身世帯全体」には、年金で生活している無職の方なども含まれています。
仕事や学校で家にいないことが多い方は、働いている単身の方に絞って計算された「うち勤労者世帯」の平均額を見てください。
一人暮らしのガス代と使用量《実例》
上記の通り総務省統計局のデータでは、一人暮らしの毎月のガス代は平均約2,800〜3,000円となっています。
こんなに安いかな…?と思いつつ、自分の1年のガス料金と使用量も計算してみました。
《私の環境》
- 一人暮らしの会社員
- 都市ガス
- 自炊あり
- 毎日湯船につかる
- 関西電力の「なっトクプラン」契約
使用量(㎥) | 請求金額 | |
---|---|---|
2019年4月 | 26 | 3,280円 |
2019年5月 | 21 | 3,871円 |
2019年6月 | 18 | 3,417円 |
2019年7月 | 16 | 3,089円 |
2019年8月 | 15 | 2,906円 |
2019年9月 | 10 | 2,151円 |
2019年10月 | 14 | 2,713円 |
2019年11月 | 19 | 3,490円 |
2019年12月 | 23 | 3,994円 |
2020年1月 | 23 | 3,988円 |
2020年2月 | 25 | 4,210円 |
2020年3月 | 27 | 4,456円 |
毎月平均 | 19.75 | 3,142円 |
・・・・・・平均より高いですね・・・。
一般的に、ガスコンロの使用より、入浴や洗い物などの給湯の方がガス代が多くかかると言われています。
冬は水温が低いぶん、お湯を作るためのガスの消費量も多くなります。
私の場合、そこにさらに洗い物でお湯をたくさん使ってしまったのが、ガス代が高くなってしまった原因かなと思います。
ガス代を安くする方法
上記の結果を踏まえ、今年度からガス代の節約に取り組み始めました。
毎日湯船につかる習慣は変えたくないので、下記を実践することで台所でのガスの使用を節約しています。
- ガス会社の変更
- 食器洗い乾燥機の導入
- 野菜の下茹でを、ガスコンロから電子レンジに変更
- 鍋は底の広いものを使う
参考「ガス代を年間2万3千円以上節約も!ガス代を節約する32の全方法」エネチェンジ
生活習慣を変えるのが難しい、あるいは面倒な場合、安いガス会社と契約するのが一番手っ取り早いです。
都市ガスもプロパンガスも、電力自由化と同じくガス自由化により、好きな会社と契約できるようになりました。
住んでいる地域や賃貸によって制限はありますが、下記サイトのように、無料でガス料金のシミュレートや見積もりができたり、ガス会社の変更や手続きを代行してくれるサービスは多いです。
ガス料金プランを比較してガス代を今よりお安く!【ガスチョイス】
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また、食器洗い乾燥機は初期費用がかかりますが、水道代とガス代の節約だけでなく、家事の時間も減らしてくれるのでとても便利です。
無理せず、簡単にできるところから光熱費を安くしていきたいですね。