運転免許証の氏名や住所変更の方法・注意点。住民票は返却される?

引っ越しや結婚で住所や氏名が変わると、運転免許証の変更も必要になってきますよね。
手続き自体はそんなに時間がかかりませんが、必要な物を準備し忘れて、何度も足を運ぶことになると面倒です。

そんなわけで、実際に変更手続きをした時に準備した物や注意点をまとめました。

「手続きに使った住民票は返してもらえるの?」
「新住所の証明に使う住民票に本籍記載は必要?」

など、当時疑問に思ったことと答えもまとめています。

目次

変更場所

まず、運転免許証に記録されている

  • 氏名
  • 住所
  • 本籍

などは、引っ越し先の新しい住所を管轄している

  • 警察署
  • 運転免許センター(運転免許試験場)

で変更ができます。

警察署や免許センターに行く前に準備するもの

変更手続きに必要な物は、

  • 運転免許証
  • 新住所を証明するもの

になります。

新住所を証明するものって?

新住所を証明するものとして使えるのは、主に下記になります。

  • 住民票(マイナンバーが記載されていないもの)
  • 健康保険証(裏面に住所が記載されたもの)
  • 住民基本台帳カード
  • マイナンバーカード(通知カードでは不可)
  • 公的機関から郵送された郵便物、など

住民票を提出する人が一番多いです。

「健康保険証なら手元にあるし、手間がかからなさそう!」
とも思いますが、裏面に住所をきちんと記入していないと証明書類として使えません。
保険証に住所は書きたくない方は、他の手段を選択しましょう。

住民票を提出する場合の注意点

私の場合は、住民票を市役所で発行して手続きに使いました。
注意点は下記になります。

マイナンバー(個人番号)の記載はNG!

役所で住民票の発行のための書類を書いていると、チェック項目に「マイナンバーの記載」があります。

免許証の変更に、マイナンバーが記載された住民票は使えません。
間違ってチェックして記載しないようにしましょう!

本籍の記載は必要に応じて

発行する住民票に「本籍の記載」をするかどうかも、チェック項目に含まれています。

免許証の本籍も変更する場合は、必ずチェックを入れて、本籍が記載された住民票を入手してください。

本籍は特に変えない場合は、あってもなくても大丈夫です。

発行料がかかる

住民票の発行は1通につき、窓口だと300~350円、コンビニ等だと200~250円くらいかかります。(地区によって多少の差があります)

その他わからないことがある場合は、役所の人に「運転免許証の変更で使いたいんですが…」と聞いてみましょう。
よくあることなので、慣れた対応をしてくださると思いますよ。

免許証の氏名や住所変更の手数料は無料

住民票を発行するときは少額の費用が発生しますが、警察署や免許センターでする運転免許証の変更自体にはお金はかかりません。

無料です。

手続きに使った住民票は返却される?

警察署に住民票を提出した場合、手続き後に住民票を返却してもらえるケースと、返却不可のケースがあります。

  • 住所変更のみの場合は、返却してもらえます
  • 氏名や本籍の変更の場合は、提出の義務があるので返却してもらえません

運転免許証の手続き以外にも住民票を使う予定がある時は、上記を踏まえて必要枚数分発行しておきましょう!

まとめ

運転免許証の変更の流れは、

STEP
住所を証明するものを準備する

・住民票(マイナンバーが記載されていないもの)
・健康保険証(裏面に住所が記載されたもの)
・住民基本台帳カード
・マイナンバーカード(通知カードでは不可)
・公的機関から郵送された郵便物
など

STEP
警察署や免許センターで変更手続き

となります。

自分で免許証の裏面に新住所を書くのはNGです。
手続き自体は混んでなければ10分くらいで済むので、準備してささっと行きましょう!

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる