ジャパンロゴマーク取得とリンク先掲載の方法。審査に落ちないために気を付けたいこと

制作メモ

最近あちこちで見かけるようになったSDGs。
政治家や企業経営者の方が、カラーホイールのバッジをスーツにつけていたりもしますよね。

ところで世界共通のSDGsロゴマークとは別に、日本独自の「ジャパンロゴマーク」があることをご存知でしょうか?
日の丸と桜モチーフの、「Committed to SDGs」と書かれたロゴマークです。

このロゴは誰でも自由に使えるわけではなく、外務省の審査を受けて合格しなければ使用許可が下りません

また許可が下りると、外務省公式サイトのSDGs取組事例一覧に、企業・団体名とサイトアドレスを載せてもらうことができます。

審査に必要なものは?

審査に落ちないように気をつけることは?

など、実際に申請してわかったことをまとめたので、これから申請しようと思っている方の参考になれば幸いです。

ジャパンロゴマークとは

現在外務省は、国内で実施されているSDGsに関する取組を紹介するために、「JAPAN SDGs Action Platform」というページを運営しています。

上記ホームページでは、SDGs達成に向けた取組を国内外にアピールするため、SDGs貢献にコミットする国内の企業・団体等のSDGs関連ページのリンク先を掲載しています。

そして、リンク掲載が認められた企業・団体等のみ利用できるのが、日の丸に桜モチーフの「ジャパンロゴマーク」です。
SDGs達成に貢献します!と意思表示できるロゴマークですね。

最近はこのマークも店頭等で見かけるようになったなぁと思いますが、公式サイトで書かれている通り、ロゴマークの使用とリンク掲載はセットになっており、外務省の審査に合格する必要があります。

審査に必要なもの

まず、外務省に申請する前に下記の物を準備しましょう。これらがないと申し込めません。

  • リンク掲載を希望するページのURL
  • 定款(もしくはそれに準ずる書類)
  • 役員名簿
  • 沿革および事業実績、活動内容等が分かる資料

※定款は会社設立の際に必要な物なので、企業であれば必ず保管しているはずです。

また、申請はメールで行います。
紙のデータしか無かったら、スキャンしてPDFデータなどに変換しましょう。

審査期間と担当機関

書類が揃ったら、「外務省国際協力局地球規模課題総括課」という担当機関に書類一式をメールで送ります。

■詳しい申込・問い合わせ先は下記の外務省公式ページへ
「貴団体SDGs関連ページのリンク掲載及びジャパンロゴマーク使用のご案内」

また、申し込んでから審査結果が返ってきたのは、約4週間後でした。

世間でSDGsが知られてきたため、比例して申請数も増えており、審査に時間がかかっているようです。
審査期間は約1ヶ月と思って、余裕を持ったスケジュールを組んだ方が良いと思います。

審査に落ちないように気をつけたいこと

「SDGs関連ページのリンク掲載及びジャパンロゴマーク使用」の申請ですが、当然全ての申込が審査に合格することはありません。

また、審査の公平性を保つため、外務省は審査基準を明確にしておらず、落ちたとしてもアドバイス等は原則行われません。
ただ、実際に申請してなんとなく見えてきた部分はありました。

自社の事業にSDGsを当て込んだだけでは不十分

個人ではなく企業としてのSDGs活動なので、事業を通してSDGs達成に貢献することは全く問題ありません。

ですが今まで普通に行ってきた事業に、17のゴールと169のターゲットから当てはまるものを探し出して関連付けるのは良くありません

SDGs達成に向けて新たに取り組んでいる活動や、事業とは別のプラスアルファの部分が必要だと思われます。

現在、取組事例で紹介されている企業のページを見ると、正直(これだけでいいの…?)と思ってしまうページもあるのですが、申込が始まった当初は審査基準が優しかったのではないかと考えています。
応募が増えている今は、前より審査が厳しくなっているのではないでしょうか。

会社内だけの規模ではなく、地域や社会に貢献する取組内容

私が学生の頃に就職活動をしていたときは、説明会でよく「CSR」を紹介されました。

大きな企業、あるいは体力のある企業ほど、その活動の規模も大きかったです。
植林活動であったり、世界の貧しい子供達のための活動であったり…。

昨今の厳しい経済状況の中で、中小企業が地域や国際社会に影響するようなSDGsの活動をするのは大変ですが、例えば社員の労働環境の改善のような、自社の中にしか影響が無いような取組では取組事例として認められない可能性があります

審査に受からなかったとしても・・・

上記はあくまで個人的な意見なので、上記の内容をクリアすれば絶対に審査に合格するわけではありません。
同じく審査に落ちてしまった方や、これから申請しようとする方の参考になればいいなと思っています。

また、ジャパンロゴマークが使用できなかったとしても、SDGs達成に向けた取組をするのにマイナスの影響はないはずです。
審査に合格するのに固執せず、ダメだったらダメだったでいっか!と切り替えていきたいですね。